解決事例
NO.43 破産申立 ⇒ 帳簿類その他会社関係資料の一切を紛失してしまっていた会社の事例(販売業)
<事案>
I社は,映像ソフトの販売及びレンタル事業を営む会社であったところ,近年無料動画共有サイトの普及に伴い,年々売上が低迷するようになっていきました。
事業のピーク時には複数の店舗を拡大していましたが,次第に収益が見込めない店舗について閉鎖し,規模を縮小していくこととなりました。
最後の1店舗となった後も,他店を撤退する際の残務作業等に追われ,経営どころではなくなっていき,やむなく事業の閉鎖を決意するにいたりました。
I社につき,店舗の明け渡しの際のいざこざに紛れて,決算書や通帳その他帳簿類等の資料が紛失してしまっており,これらの資料が一切存在しない状態で申立てをすることとなりました。
<解決に至るまで>
I社の申立に必要な資料は,一切存在しない状態でしたので,当時の経営状況や倒産直前の処分状況等を代表者から聴取し,できる限り具体的に申立書に記載しました。
特に直前の現金に関する入出金については,使途や名目等を明らかにして,できる限り具体的に報告をすることになりました。
倒産直前期には,I社の資産はほとんどなく,販売元から委託を受けて販売及びレンタルを行う事業の性質上,在庫商品の資産性は問題になることはありませんでしたので,そのまま特に問題なくI社の破産手続は廃止決定が下りることとなりました。
代表者については,I社の保証債務を負っているものがいくつかあったのと,住宅ローンの債務が残っていましたが,結局競売により落札され,現在は別の住所に転居し,新たな生活をしていることを説明し,現在の家計収支状況を報告することになりました。
代表者についても,取り立てて目立った資産は存在しなかったので,そのまま破産手続廃止の決定がなされ,無事免責の決定まで下りることとなりました。
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- NO.26 破産申立 ⇒ 事業所(加工所)の明渡
- NO.25 破産申立 ⇒ 会社破産とアルバイトの未払給与
- NO.24 破産申立 ⇒ 所有権留保物件の受戻・売却と申立費用捻出
- NO.23 破産申立 ⇒ 自宅の任意売却(任売業者撤退後の任意売却)
- NO.22 破産申立 ⇒ 個人事業廃業後の自宅の任意売却と同時廃止事件
- NO.21 破産申立 ⇒ 会社の破産と従業員の未払給与
- NO.20 破産申立 ⇒ 子供の病気のため転居できないので,自宅を知人に売却し,知人から賃借して住み続けた事例(自宅のリースバック)
- NO.19 破産申立 ⇒ 同業種の知人が会社の機械・備品の一部を買取後,代表者と家族を雇い入れ,破産後も事業継続をした事例
- NO.18 破産申立 ⇒ 代表者が脳溢血で倒れ,話すことができないため,奥様に代表取締役を変更後に破産申立をした事例
- No.17 自己破産 ⇒ 住宅ローンが支払えなくなり、自己破産に追い込まれた事例
- No.16個人再生申立 ⇒ 返済額を5分の1に圧縮し、返済継続が可能になった事例
- No.15 破産申立 ⇒ 東日本大震災の影響で取引先が機能停止し、事業廃業に追い込まれた事例
- No.14 破産申立 ⇒ 東日本大震災以降、様々な要因で廃業に追い込まれた事例
- No.13 破産申立 ⇒ 住宅ローンと教育費が原因で、自己破産に追い込まれた事例
- No.12 破産申立 ⇒ 自営業の業績悪化により、住宅ローンが支払えなくなり破産した事例
- No.11 個人再生申立 ⇒ 親の自営業の運転資金を借入れた結果、個人再生に追い込まれた事例
- NO.10 個人再生申立 ⇒ 返済額を5分の1に圧縮し、返済継続が可能になった事例
- No.9 破産申立 ⇒ 顧客の流出が止まらず、事業廃業に追い込まれた事例
- No.8 個人再生申立⇒住宅ローンの保証会社に代位弁済されてしまったが、住宅を手元に残せた事例
- No.7 個人再生申立⇒法人役員時代の高額な債務を、高齢だが個人再生できた事例
- No.6 破産申立⇒破産後も社長が自宅に居住しつづけることが出来た会社(金属加工業)の事例
- No.5 破産申立⇒社長の親族(父親)が連帯保証人となっていた会社(板金業)の事例
- NO.4 破産申立 ⇒代表者も知らなかった財産が後に判明した会社(プログラミング設計)の事例
- No.3 破産申立⇒給料の未払いがあった会社(プラスチック加工・金型業)の事例
- No.2 破産申立⇒代表者が複数の会社(学習塾)の代表となっていた会社の事例
- No.1 破産申立⇒取引先からの一方的な取引打ち切りにあってしまった事例(内線工事)
- No.28 破産申立 ⇒ リゾート会員権の売却
- NO.27 破産申立 ⇒ 個人事業主の事業用備品
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