解決事例
NO.9 破産申立 ⇒ 顧客の流出が止まらず、事業廃業に追い込まれた事例
<事案>
Aさんは簡易加工済み食材の宅配販売業を営んでいましたが、顧客の流出が止まらず、顧客の新規契約も流出数以上に獲得することができない状態が続きました。リストラ等の経費削減を行いながら事業を継続していましたが、仕入先が倒産したことで商品が入荷できなくなりました。急遽、自社工場での簡易加工を試みましたが、リストラによる人員不足で十分な商品量を生産することができませんでした。新規の仕入先を確保することもできず、顧客の流出も止めることができなかったため、事業閉鎖に追い込まれました。
<解決に至るまで>
事業閉鎖後、速やかに未回収の売掛金を回収することに加え、借地上に所有していた建物の解体作業に着手しました。換価可能な物件はすべて売却し、リース物件はその所有権を債権者に放棄してもらうことで、建物の解体費用を捻出しました。
その後、倒産した仕入先の破産管財人から、未払いになっていた買掛金の支払いを求める訴訟を起こされました。しかし、この時点でほぼ申立に必要な作業は完了していたので、速やかに破産申立を行い、こちらの破産管財人に事件を引継ました。
<結果>
破産申立を行った時点で必要な作業はほぼ終了していた為、裁判所からは速やかに開始決定が出されました。その結果、手続も大きな問題は発生することなく、廃止決定を得ることができました。
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